学長メッセージ 「J-PEAKS採択を契機とした、更なる大学改革の推進について」
2025年7月9日
J-PEAKSに関する学長メッセージを山梨大学の全ての教員・職員に発信しました。
全学的な研究力強化に向けた取り組み
J-PEAKS 採択を機に、本学のグリーン水素研究ハブ「グローバル・ニュートラル・エネルギー研究機構(GR/EEN)」を創設し、この研究分野をさらに発展させていきます。さらに、この分野のみならず本学全体の研究力強化に向けた取り組みを実行していきます。本学の全ての分野において、教員・職員・学生が意欲をもって研究をはじめ諸活動に取り組むことができるように、全学で改革を進めて参ります。
具体的には、以下のような取り組みを検討しております。
○ 教員の研究時間の確保
- 研究教育業務の支援人材(URA・UEA・ラボテクニシャン)の拡充
- 効率的な人材確保策(人材バンク・人材シェアリング制度)の整備
○ 教員・職員の業務負担の軽減
- 教員・職員の協働による業務整理と効率化
- 教員・職員の事務作業負担の軽減(DX推進・AI有効活用)
○ 人事評価(処遇への反映等)の見直し
- モチベーションアップに繋がる評価システム
- 評価方法の構築 ・実績を重視した人事評価と処遇への適切な反映
○ 諸学融合研究の促進
- 諸学融合研究の拡大に向けた仕組み(コアファシリティ等)の整備
- 共用機器・共有スペースを学内外に幅広く開放
○ 産官学金連携による人材育成・社会実装の促進
- 地域社会のニーズを的確にとらえた人材育成
- 産官学金連携による研究成果の社会実装と地域へのフィードバック
○ 教職学協働による大学運営
- 本学のビジョン達成に向け教員・職員・学生が協働するマインドの醸成
- 教員・職員・学生が、自由な発想で創造的活動を行うための仕組みづくり